新・平成霧崎遼樹の日記

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zoom RSS 最後の挨拶2011

<<   作成日時 : 2011/12/31 20:03   >>

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年の瀬ですなあ。

多くは語りませんが、今年、2011年は大変な年でした。

個人的にもとうとう40郎になってしまいましたが、昨年度末にちょっと仕損じたもので、本来なら
年頭に出るはずだった新刊がなかなか出ず、前半はほとんど雌伏の一年になってしまいました。

まあその間も「京極夏彦全小説ガイドブック」に参加させていただいたり、マイスタージャパンさん
「美少女4☆I」の企画に関わったりして、いろいろ楽しかったですけどね。




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今年の上京は、某FR誌休刊中もあり、3月の徳間三賞パーティーと、9月の乱歩賞のパーティーの
二度のみになりましたが、3月は友人のツテで北辰一刀流道場を見学させていただいたり、その後は
現代ハードボイルドの旗手R・K先生(いま気づいたけど私とイニシャル一緒だ)のお誘いにて、
江戸の友人衆一同で新宿に大集合して呑んだり、拙作で獅子崎頼遠の探偵事務所がある設定にした、
麻生暗闇坂界隈を散策したりしましたよ。

9月は企画関係で某誌編集長Kさんと何度か落ち合い、往年のイラスト常連Yさんとお目にかかったり、
「4☆I」企画担当の友人を仲介したり、またもR・K先生と一献の機会を得られたりしました。
あとは名画座をハシゴしたり、いつもお土産買ってるかりんとう「小桜」さんで顔覚えられたり、
帰り際にいつも寄る新宿の居酒屋「かあさん」コマ劇場前でお母さんと盛り上がったりしました。

まあ、3月はパーティ行く際、時間の余裕もって宿を出たはずが、改札で切符なくしたことに気づき、
手間取って大遅刻して、待ち合わせの友人をお待たせしたり、新宿の帰りにラーメン食べてたら
遅くなって池袋までの電車しかなくなり、宿がある上野まで歩いたり。
9月は暇な日にひとりで浅草界隈散策して昼から呑んでたら、夕刻になって急遽、友人に誘われて
新宿で痛呑したのはいいですが、丸一日呑みすぎたせいで、上野へ帰るはずの電車内でダウン。
気がついたら終電で品川についていて、宿まで帰るのに死ぬ思いしたりもしましたが。

個人的にも、友人が新世界の名画座と串カツにハマり、ちょくちょく新世界に集まって遊び歩くように
なりました。他にも「相棒ten」もとい「相棒展」観にいったり、仲間内で何度か時代劇ロケ地を
散策したり、江戸から来た仕事師や昔からの読者様を新世界で迎え撃ったり、あまつさえこの歳に
なって夜の太秦東映映画村でコスプレ初体験したりしましたよ。
実は昨日も、新世界未踏の友人ふたりをご案内ののち、いつもの友人と合流して「花道」さんと
「越源」さんのハシゴで串カツ納め忘年会やりました。美味しかったです。

てなわけで、今年劇場で見た映画です。まず名画座では、
「修羅雪姫」「制覇」「三匹の浪人」「博徒七人」「女渡世人・おたの申します」「関東緋桜一家」
「忍者狩り」「総長の首」「シルクハットの大親分」「仁義なき闘い・代理戦争」「博徒対テキ屋」
「人生劇場・飛車角と吉良常」「獄門坂の決斗」「緋牡丹博徒」「遥かなる山の呼び声」「日本の黒幕」
「十兵衛暗殺剣」「実録私設銀座警察」「男はつらいよ・寅次郎サラダ記念日」「隠し剣鬼の爪」
「人斬り」「切腹」「姐御」「悪名無敵」「徳川一族の崩壊」「寝取られ宗介」「我に撃つ用意あり」
「ポルノの女王・にっぽんSEX旅行」「犬笛」「大阪ど根性物語・どえらい奴」
封切り作品は「最後の忠臣蔵」「相棒・劇場版2」「プリンセストヨトミ」「電人ザボーガー」
ぐらいしか観られなかったなあ。全34本ですか。

「修羅雪姫」は浅草で観ましたが、思わず後にDVD買うほどの名作でした。芽衣子さまがお美しい。
そりゃタラちゃんも熱中するわ。BGMが平尾昌晃氏で必殺っぽかったのもツボでした。
「女渡世人」「緋牡丹博徒」「関東緋桜一家」などで藤純子さま萌えにも目覚めました。

「シルクハットの大親分」は「緋牡丹博徒」のコメディリリーフ、熊虎親分こと若山先生の魅力炸裂。
殴りこみ場面で大砲不発→ムカついて叩いたら発射というベタなギャグの直後、出てきた敵十数人を
ワンカットで瞬く間に斬り捨てる凄絶な居合は必見。これぞまさにギャップ萌えでした。
こないだ続編「ちょび髭の熊」も上映してたんですが、時間取れなくて行けなかったのが残念。
「三匹の浪人」「十兵衛暗殺剣」「忍者狩り」「獄門坂の決斗」で、近衛十四郎先生の殺陣も満喫。
最初2本は2度目の鑑賞でしたが、やはり楽しめました。「博徒対テキ屋」では敵役でしたね。

「博徒七人」はメイン人物全員が身体的ハンデと必殺技を持つ博徒版「七人の侍」もの。
障害をキャラ立てと割り切ったテンポいい痛快ストーリーに、人物の描き分けもバランスよく秀逸な
娯楽作でした。主役の隻眼ドス使い鶴田さんは意外と軽妙キャラで、藤山寛美はんの隻腕ガンマンが
なかなかの色男、待田京介さんのとぼけた盲目吹き針使いに、豪快な義足の空手坊主が山本麟一さん。
顔に火傷跡の軍刀使い、大木実さんは陰のある敵役。後半登場するせむしの手裏剣使いが小松方正さん、
その弟分で聾唖の鎖分銅使いが山城新吾さん(ただしすぐ死ぬ)でしたな。

トビタ東映で観たのが、まずは「実録私設銀座警察」生々しい殺戮と欲望まみれの問題作。
出演は安藤昇組長に、梅宮さん室田さん葉山さんと錚々たる面々ながら、結局、ポン中の渡瀬タンが
冒頭から女房と混血の赤子を叩き殺すわ、蜂の巣にされて埋められても蘇るわ、安藤組長射殺するわ、
最後豪快に吐血して死ぬわと、最初から最後まで全部もってく映画でした。

そして「徳川一族の崩壊」孝明天皇○○するわ大コケで東映潰しかけるわでソフト化不可能の問題作。
しかもわざわざ観にいったら、肝心のシーン2ヶ所がカットされたバージョン。(苦笑)
まあカット含めて、ネタとしてはいろいろ楽しめました。
それより同時上映「悪名無敵」で勝新さん&田宮さんによる朝吉&貞コンビの魅力に目覚めました。
半世紀前の大阪駅前や新世界の光景にもなんか感動。セットですが、当時の元祖串カツ「だるま」
総本店も映ってました。機会あればシリーズ通して観たいですな。

「大阪ど根性物語」は藤田まこと御大主演の人情喜劇。
大正時代、葬儀では大名行列のような壮麗さで棺を担いで運ぶのが故人への礼儀とされていた時代に、
霊柩車を考案し、定着させた実在の人物をモデルにした浪花サクセスストーリー。
若き日の藤田御大はもちろん、駆け落ちする親方のお嬢さんに、緋牡丹お竜以前の藤純子さま、
御大の相棒に今年亡くなられた長戸裕之さんと、昭和の名優、若き日の活躍も新鮮で面白かったです。

あと9月の上京時に名画座ハシゴした、原田芳雄さんの追悼特集と、中島貞夫監督特集。
格好いい兄貴イメージの原田さんがコメディ演技で爆発した「寝取られ宗介」は大傑作でした。
クライマックスのピエロめいた哀愁も絶妙。あらためて名優だなあと感じ入りましたよ。
当日行われた、若松孝二監督×阪本順治監督のトークショーも楽しめました。
「ポルノの女王」はエロより70年代の鬱屈した空気を感じさせる青春映画として面白かったです。

友人に誘われて梅田ガーデンシネマの三島由紀夫特集で観たのは「人斬り」「切腹」の2本。
「人斬り」は、司馬遼太郎「人斬り以蔵」を勝新さん主演で映画化。仲代さんの武市半平太に
裕次郎ボスの龍馬、辰巳御大の吉田東洋、そして三島本人の田中新兵衛(しかも史実通りに切腹!)
と、いろいろな意味で衝撃作でした。
「切腹」は原作をほぼ忠実に映像化した短編サイレント映画。直接的な露出は皆無にも関らず、
不思議なエロチシズム匂う逸品でした。
この2本見て、三島さんは本当に切腹が死ぬほど好きだったんだなあとつくづく思いましたよ。

ロードショーで観た作品、まず「最後の忠臣蔵」については、今年最初のブログで書きましたね。
http://kirisake.at.webry.info/201101/article_1.html
「相棒・劇場版2」も、1作目とは一転、正統派「相棒」的な作りで見ごたえがありました。
ただ、現在放送中のシーズン10がちょっと迷走気味なのは心配ですが……

「プリンセストヨトミ」は、ありえない設定を基本に、普遍的な親子のつながりを描いているのが
巧いと思いました。たまたま鑑賞前、用事で空堀商店街に寄っていたこともあり、銀幕内で、
空堀商店街はじめ、新世界、難波、梅田などの光景を観るのが新鮮でした。
架空のお好み焼き屋「太閤」で食べてみたくなりましたな。串カツ屋では、綾瀬はるか会計監査員が
うっかり二度漬けしないか、一級のホラーやミステリ映画並みのスリルとサスペンス。
(もっとも彼女が二度漬けしたソースなら商売になりそう。(笑))
プリンセス役の沢木ルカちゃんもボーイッシュな魅力満点。 彼女主演で実写版「じゃりン子チエ」
なんかやってみても面白いんじゃないかと思いましたよ。

あと、なんといっても「電人ザボーガー」が痛快作でした。
オリジナルは幼い頃、再放送で観た記憶しかないのですが、70年代特撮特有の熱さに加え、お色気と
馬鹿馬鹿しさのB級テイストが絶妙にマッチした傑作。最新CG技術+大スクリーンでザボーガーや
ブルガンダーを観られる日が来るとは思いもよりませんでした。
で、映画の中年板尾大門もそれはそれで面白かったですが、個人的には古原君のヤング大門完全主役で
オリジナルに忠実な新テレビシリーズも観たくなりましたよ。深夜30分枠で企画されませんかね。

そんなこんなで、11月になってようやく無事刊行できた徳間文庫「警部くずれ」ですが、いざ出たら、
前シリーズ「警視庁死番係」を凌ぐ好調で、波及して既刊も売れたりしました。

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というわけで、さっそく続編にとりかかることになり、ただいま年末も正月もない状態。
逃避でこの日記書いてます。(苦笑)

来年度はすでに最低○冊書く前提でスケジュール組まれまして、恐怖の大仕事な年になりそうです。
他にも編集部主導で、積極的に拙著の○○企画を売り出していくことになったりしたそうで、
どうやら2012年は、激動のバカボンパパな年になりそうです。
私も今回しくじって刊行が遅れたおかげで、プロ作家にとってクオリティ維持など当たり前の大前提、
その上で定期的に刊行してこそ真のプロだと、しみじみ痛感できましたよ。

……まあ、こっちの力量以前のところで雑誌そのものが欠陥だらけなため、その当然のレベルすら
果たしようのなかった某廃刊ジャ○クノベル誌のダメさ加減もつくづく再認識できましたが。

あとツイッターでも少し呟いた話ですが、いまのところ、いわゆる一般向けの拙著は警察ものばかりに
なっているので、できれば来年度は、ミステリとしての精度は維持したまま、往年の作風に近い
日常の謎ものやユーモア風味の新機軸も打ち出してみたいと思っています。
具体的には、キャラクター性の強い探偵役が活躍する、万人受けするタイプのミステリですかな。
詳しくはこの辺で呟いてますが、九尾描のリメイクキャラもなんらかの形で登場させたいなあ……
https://twitter.com/#!/kirisaki_ryoki
http://twilog.org/kirisaki_ryoki

個人的な話はさておいても、来年はついに「必殺シリーズ」40周年、そして「必殺仕事人2012」放送が
確定していることもあり、いろいろ楽しみな一年になりそうです。
年明けからは一分一秒でも早く「必殺仕事人2012」連続ドラマ化決定の朗報を聞きたいものです。
あと「棺担ぎのクロ。」連載再開&3巻発売も待ち遠しいですな。
(今月号の「GA」が休載だったのは残念ですが……)

とまあ、私にとっての2011年は、こんな40郎の一年でした。では皆様も、よいお年を。

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